2019年3月11日月曜日

洲崎考。

洲崎。
ユースから見て、二見港の反対側。
「洲」の名前からも分かるように、
(「崎」も海の地形に関わる地名ですね。)
旧日本軍による埋立地です。

さて、洲崎といえば?

①旧飛行場
そもそも、旧日本軍が埋め立てたのも、
飛行場を作るため。
今ホットな話題、「小笠原空港」も紆余曲折の末、
この地が最も可能性が高い候補地とも言われています。

現状、建設会社の資材置き場っぽくなっているので、
「自然保護」の観点で云々ということには、
なりそうにない気もします。
(cf.時雨山、兄島)

②教習所練習コース

出典:地理院タイル(https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)

1970年代の空中写真には、綺麗に写っています。
なんじゃそら?という方は、過去のブログか、
Google先生に聞いてみてね☆

③火口跡
その昔、父島ができた頃、
洲崎周辺には火口があったと言われています。
特徴的な岩石も見られます。



この日は波が荒く、白波が印象的でした。


個人的には、シュノーケリングできる浜よりも、
磯だまりで遊べる浜の方が好きなのですが、
(海に入らないから!爆)
洲崎の南側にはそういった場所が多く、
生き物もたくさんいます。
カニとか、

サギとか、

ヤドカリとか、

タマカエルウオとか!
(見えない?)

海に潜らなくても、
海の生き物を楽しむことは可能です。
(コケると危険なので、足元注意。)
(案外、ギョサンじゃない方がいいかも。)


ついでに、北側と南側で、
海岸の性質が違います。

南側。



北側。


(凸凹の道、海岸を越えて行き着く、道の終わり。)
(何かあるんでしょうが、用途が気になります。)


島内一周の折、
ふらりと寄った場所では有りましたが、
一番長居した楽しい場所でした。

きょーじゅ