2020年3月3日火曜日

【自然生活】タコの実を食べてみた

小笠原の固有種で、地表に露出した根が複数の足のようになっている木といえば?
そうです、タコノキですね。

そのタコノキの実、タコの実をこの前入手しました!
3人でめでたくGET!

この実、実は食べられるらしく
この味が好き、という人もいるくらいだとか。

しかしこの実をどうしても食べたかったYさんが
このタコの実に「めんたいこ」という名を残して前便で帰ってしまいました…

これは自分たちで食べるしかない、と思ったぼく。
ふと思い出したある日の夜、
この実に挑戦することにしました。

残されためんたいこ

さて、目前の問題はこの実が超硬いということ。
ユース前のコンクリート道路に打ち付けて割ります
割れました(息切れ)

ある程度割れたら、スナックパインのように剥いて分けます
分ける前の状態
分け終わりました、第一段階クリアです!
並べると太陽みたいです

しかし食べられるのは種にあたる中央部分
一見オレンジで甘そうな部分は、繊維質で食べられません。
(オガサワラオオコウモリはこれを食べるそうです)
というわけで…

手で頑張ったり

ハサミで切ったり

出刃包丁で切ったり

すると翌朝ひとしさんが
「こんな道具があるよ」と、お手製のノミのような道具を出してくださいました
実を出刃包丁で切ったあと、
貸していただいた道具を使って実を掻き出します

すると…ようやく食べられます!
気になるお味ですが…食べられる部分は、ココナッツのような味でした
美味しいことは美味しかったです
ただ外見の色とは違い、トロピカルな味はせず
ましてやあまり味がしないな、と思ったのが正直なところです

興味が湧いた方は、今後ぜひ挑戦を!

以上、タコの実を食べてみた報告でした~

ヘルパー・かいちょー