こんにちは、あすかです。
太陽の染め物に引き続き、今回はトンボ玉つくりを紹介します。
父島の小さなショップ「PAINAPPLE COMPANY」
(http://fbi-pineapple.shop-pro.jp)を始め、
さまざまなおみやげものやさんで見かけるsama samaのトンボ玉。
小笠原の植物や海や空が小さなガラス玉に詰められた素敵なデザインで、見ているだけで楽しくなります。
素敵でしょ?
マンタやプルメリアをモチーフにしたものもありますよ。
で、どうやってつくっているのかとっても気になり、工房におじゃましたら、体験制作もできるとのこと。
やったね、ぜひ! ということで行ってきました。
材料は写真のようなガラスのスティック。
もちろん、超初級で細かい柄を描くのは難しいので、
ボーダーやマーブルの柄を入れることをイメージしながらまずベースの色と柄の色を決めます。
ベースとなる色のガラススティックを右手でよーく熱して溶かしつつ、これからガラスを巻き付けていく左手の棒も温めます。
手を止めるとガラスが下に溶けてしまうので、始めたらずーっと回転させ続けなければならないところがなかなか難しい。
溶けたガラスを水飴のように巻き取ってまあるいかたちをつくっていきます。
熱しながらくるくるまわしてベースのかたちをきれいに整えたら、柄をつけていきます。
マーブル柄はあえて少し回転を止めることで、そこが溶けて垂れ下がる原理を利用してつくっていきます。
熱している間はオレンジ色に見えるけど、実際は上の写真と同じ色なんですよー。
マーブル具合がほどよくなったらかたちを整えてまんまるくし、これでよしと思ったら火から出します。
ガラスは急激に冷ますと割れてしまうので、
徐冷材のベッドで寝かしてゆっくりと温度を下げていきます。
以上で完成!
二種類つくってみました。
一個目でつくった青緑と金箔のトンボ玉。
ちょっとまん丸にはならなかったけれど、太陽の光を反射する色合いがお気に入り。
二個目は乳白色のガラスをベースに。
マーブルがランダムになってどうなるかなーと思ったけれど、これはこれでよいみたい。
ペンダントにもストラップにもなるので、旅の思い出にぜひ。
興味のあるかたはお声がけくださいませ。(あすか)