今日も小笠原は快晴ですよ、やったね!
昨日は蒼い海の見える太陽の染物屋さんでパレオをつくってきました。
染めた布のうえに葉っぱをのせた状態で太陽の光を当てるこで
葉っぱの影が布に焼き付くという「ヘリオグラフィー」という方法。
太陽の力を借りて、元祖写真技法を利用した染め物です。
何となくイメージがかたまったら、今度は色を決め、
ぬらした布に霧吹きで染料を吹き付けます。
いろんな色を重ねて混ぜてもOKだよ。
全体に染料を吹き付けたら、その上に葉っぱをのせます。
晴れているとすぐに乾いちゃうから急いでね。
乾いていくときに柄を焼き付けるから、
布がぬれているうちに葉っぱを並べないといけないのです。
パレオのほかにふろしきや手ぬぐい、バンダナもできるよ。
葉っぱが飛ばないように上からシートをかぶせて乾かします。
昨日は快晴だったから一時間と少しで完全に乾きました。
葉っぱをはがすと、かたちが白くくっきりと浮かび上がっていました。
最後にアイロンをかけて色止めをしたらできあがり。
実はこれ、二回目のトライで、
前回やったときは天候が悪く、
一日中乾かしていても葉っぱのかたちが出なかったのですが、
今回はばっちり。
太陽の恵みたくさん享受してこそ仕上がる染め物。
小笠原らしくて素敵でした。
でも、曇り空は曇り空で、表情に味が出ていいんですよ。
葉っぱを集めてデザインを考えて、
もう少し晴れてくださいと神様にお願いしながら生み出す作業は
とっても楽しかったです。
ちょっと買い物に出るときや泳ぎに行くときなんかも、
あ、この葉っぱおもしろいじゃん!
と思いながら道ばたの木々を眺めるので、
意外と外来種、固有種が覚えられたりもしますよ。
ぜひ、試してみてください。(あすか)