2019年3月11日月曜日

フェリー三昧、報告書。

ご存知ですか、東九フェリー。
(写真は、フェリーりつりん(4隻のうちの1隻))
北九州〜徳島〜東京間をほぼ毎日、結んでいます。

一般的に、福岡ほどの距離になると、
新幹線移動の割合が少なくなり、
飛行機の利用率が高くなると言われています。

さ・れ・ど!
値段も高くなりますし、
流行りのLCCでも、休みの日は高くなるし、
成田空港から移動するのってどうなの?って思いまして。

こうなったら、おが丸乗る前に、
アホなことしたろ!と、
長距離フェリーの乗り継ぎに挑戦!!!

直接小笠原には関係しておりませんが、
同じお船、比較対象として面白いかな、と、
さらりとご紹介してまいります。

寝床。
最低ランクでも、おが丸の二等寝台と同レベル。

おが丸にあって、りつりんにあるもの。
(出典:公式HP(http://www.otf.jp/guide/bizan.html))
お風呂ーーー♡
しかも、24時間入り放題!
ただし、揺れ出すと大波が発生する、
危険な浴槽でした!笑

展望デッキ。
おが丸と異なり、どこもフェンスがとても高いです。
(そういうことですね。)

エントランスホール。
ふかふかのソファがいくつもあります。
(コンセントも複数!)
人も少ないから、どこぞのラウンジのように、
競争は発生しません。

現在地も確認可能。
サイドの情報が、おが丸にはないので、
とても興味深く、眺めていました。

各所に見所があり、楽しい。
しかも割と陸の近くを運行するので、始終電波もあり。
白浜もみえましたよぉ〜

そして、個人的に、一番大事!
食べ物・飲み物ですが、
船内にレストランや喫茶はありません。
代わりに大量の自販機!!!
おつまみ類や、
(四国や九州、関東のちょっとしたおつまみが、)
(手頃な値段で買えます。)
(そうめんチップス、美味しすぎたー!)


お酒はもちろん、

ソフトドリンク。

そして、冷凍食品の数々!!!




パンや、

カップ麺も販売中。


アイスもあるよ〜

冷凍食品などは、
電子レンジで自らチン!することになりますが、
大手メーカーのものも入っているし、
味は間違い無いかと。

自炊派の方も、電子レンジ、流しは使えるし、
お湯も、お茶も、紙皿・コップ、割り箸、
調味料類(写真参照)などなど、使い放題!

至れり尽くせりでした。

同じような時期に就航し、規模も似たようなお船ですが、
おが丸とちょっとコンセプトが違うな、
と感じました。

個人的には、24時間お酒が飲め、
美味しいおつまみも買えるし、
お風呂にも入れるこのお船が、
とても好きでした。

あとは、ただただ、寂しかったことくらい。

船の特性上、貨物>旅客なので、
レディースルームには一人きり、
他のお客さんも10人くらいで、
(スタッフのお姉さん曰く、)こんなものらしいです。
(トラックの運転手さんも多い)

しかも、徳島で人も荷物も入れ替わるので、
船内で仲良く、ってのは難しいかな?
誰かと一緒に行きましょう。

このあとおが丸に乗り継ぐわけですが、
人の多さと、階段の多さにちょっと辟易としてしまいました。
(りつりんは、展望デッキを除けば、ワンフロアーで行動可。)
デザイン性は明らかにおが丸が優秀なのですが。
足して2で割ったら、ちょうどいいのに。


そうこうしているうちに、
東京・有明に到着です。

トラックが多いのが、印象的でした。
貨物>旅客だからね。

さて、このお船、徳島経由で東京まで、
どれくらいの時間、かかったでしょうか?

私、あのベッドで、二晩寝ましたよ?
19時発で翌々朝の5時40分着でした。
えーっと、何時間ですか?

保険付きのパッケージツアーに申し込めば、
15000円くらいで乗れます。
コンセントも、電波もあるから、船内で仕事ができるし、
なくは無いでしょ?笑

おが丸ファンの皆さま、
福岡においでの際は、フェリーという選択肢も、
いかがでしょうか?というご提案でした。

ちなみに、2020年、
北九州から横須賀まで、
フェリーが新規就航するなんてお話もありますので、
「フェリーで福岡!」
案外ホットな話題かもしれません。

もしもフェリーでいらしてくださいましたら、
福岡(北九州)で歓待申し上げます。
(希望者のみw)

きょーじゅ