今日はおがさわら丸の出航日。
ユースからも数名のゲストの方をお見送りです。
今便は到着日とその翌日がかなり天気が悪く、思った行動ができないゲストの方が多くいらっしゃいました(^_^;)
一転して昨日は一日中夏のような青空が広がる晴天となり、ゲストの方々もここぞとばかりに遊びに出かけていました(^^)
そして今日も、おがさわら丸に乗船するまでの数時間をホエールウオッチングやシュノーケリングツアーなど、ギリギリまで皆さん小笠原を堪能しておられました。
個人的には、2航海滞在しながらもクジラを全然見られなかったSさんが、最後の最後にクジラの尾びれをカメラに収められたことが嬉しかったです!笑
島に残るゲストの方も一緒にお見送り |
物惜しげにおが丸を見つめるヘルパーのわた |
おがさわら丸が離岸する時に船と陸、お互い大きく手を振り声を掛け合う光景には毎回感動してしまいますね。
また会う日まで〜! |
小笠原では、島を去る人に「さようなら」とは言いません。
「いってらっしゃい!」と言って見送ります。
見送られる人は「いってきます!」。
島を去るからといって、お別れではないんですね。
必ずまた会える約束をしている感じで、とてもいい文化だなと思います。
港でおが丸を見送った後は急いでウェザーステーションへ。
「光通信」をするためです。
光通信とは、おが丸と小笠原で鏡を使って光を飛ばし合って疎通をすることです。
曇りや雨の日以外、ユースでは出航日に必ず行います。
みんなで光をおがさわら丸に飛ばします! |
チョキにした指の間におがさわら丸を入れると照準が合いやすいのです |
私は初めてこの光通信を行いました。
実を言うと本当に光が届くのか半信半疑でした(笑)
ですが、去りゆくおがさわら丸からはっきりと光がこちらに来たのを確認!
はっきりとした強い光でした。何度も届きました。
その瞬間、ウェザーステーションでは歓声が上がりました。
今は携帯があるので港を離れてからもやりとりできてしまいますが、
昔はこの光で離れてもお互いを思い合っていたことを想像すると、なんだかロマンチックだな〜と思います。
私たちの光もおが丸に届いたかなあ。届いているといいなあ(^^)
最後はみんなで集合写真 |
ゲストの皆さま、ありがとうございました!
いってらっしゃい\(^o^)/
ヘルパー/ありちゃん