地理屋の端くれが、にやにやする情報を。
国土地理院が公開しているサイトに、
「地理院地図」というものがあります。
「地理院地図」というものがあります。
地形図、写真、標高、地形分類、災害情報など、
日本の国土の様子を発信しているウェブ地図です。
いろんな地図の重ね合わせができ、とても面白いのですが、
地理屋さんがよくやる組み合わせで、
島の起伏を表してみたいと思います。
使用したのは、「色別標高図」と「傾斜量図」。
前者は、標高を表し、
赤に近ければ高く、青に近ければ低いことを示します。
後者は、地表面の傾きの量を算出し、
その大きさを白黒の濃淡で表現したものです。
白いほど傾斜が緩やか、黒いほど急峻であることを意味します。
台地、段丘、山地、火山地形、地すべり、断層などの
地形判読などによく使われます。
(「ブラタモリ」でも見ますね。)
とまぁ、小難しい話は置いておいて、
パソコンの方は、以下の地図をグリグリしてください。
父島を中心に、島の起伏を見られます。
川によって削られ堆積した地形がよく見えますよー
小港海岸へ流れ込む八瀬川や、
ブタ海岸に流れ込む川の作り出した地形なんて、
ニヤニヤしません?笑
ブタ海岸に流れ込む川の作り出した地形なんて、
ニヤニヤしません?笑
三日月山(ウェザーステーションのあるところ)は、
北西側(ウェザーステーション側)の傾斜は緩やかなのに、
南東側(大村側)の傾斜は急峻なんだなぁ〜
なんでだろうなぁ〜、とか思いながら、
小一時間(それ以上?)地図を眺められるのが、地理好きなのです。
小笠原好きの皆さん、
ちょっと、体験してみません?
きょーじゅ
出典:地理院タイル(https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)